
ナントライディングスクール
前日一緒にツーリングへ行ったジュニアと今度はナントライディングスクールに行ってきた。
ナントは南砺。隣の富山県にある南砺市の南砺自動車学校。
ここで今年は月2回のペースでライディングスクールが行われているらしい。
ちなみに自分のバイクで走るなら参加費2500円。バイクを借りるならプラス4000円。
HMSと比べると自分のバイクで練習できるメリットもあるし、車両をレンタルしても比較的安い。
お昼はHMS(桶川)の様に食堂で用意してくれるものではなく、ごく簡単なお弁当が付いてくるだけだけれど、逆にこの金額でお昼付きだったことに驚いた。
とりあえず8時半開始の受付を済ませると数人の参加者が集まってくる。最終的には10台ちょっといただろうか。
受付後一応9時開始だったと思うのだけれどなかなか始まらない。聞いた話だと結構曖昧というかいい加減な感じで、人が集まったらそろそろ始めよかーって感じらしい。
9時半頃になってとりあえず集合となり、指導員さんの指示に従って準備運動を始めるも途中からグダグダな感じで、いつの間にやら各自で適当にやってる感じ。
バイクに関してはKSRで走るという選択肢もあったけれど、個人的にKSRでうまくなることより大型でうまくなりたいのでレンタル。車両は前もって予約というわけではなく、そのときそこにあるバイクを使用するという感じ。
一応大型を希望したらVFR750Kを用意してくれた。
しかし・・・リヤタイヤを見ると。
溝がないんですけど・・・。
レース用のスリックタイヤですか???って、んなわけが無い。センターから全体の8割はツルツルだけれど、一応両端のエッジ部分に少しだけ溝が残っていた。
そして次に・・・フロントタイヤを見ると。
センターより左側に3センチ幅くらい白い糸がたくさん見えているんですけど・・・。
一応指導員さんに聞いてみたけれど、そのくらいなら大丈夫!穴が開くまで走れます!とキッパリ。
しかしさっき聞こえたんだよなぁ。アクセルをガバッと開けなければ大丈夫。開けるといっちゃうかもって・・・。
でもまあ関係者の一人が寄ってきて、後で車両替えるかもって言ってくれた。
まああまりアテにはしないつもりで慣熟走行から開始。
教習所内を指導員さん先頭にトレイン走行。初っぱなからそこそこペースが速い。
VFR750Kのタイヤがタイヤだけに思い切って倒し込んだりアクセルが開けられなくてついていくのがやっと。
後でタイヤを触ってみたけれど、かろうじて表面のグリップ力はあるようだったけれど、なんか薄皮一枚のグリップ力という感じだった。
それから路面で所々ひび割れしたところに黒いゴムのようなものを埋め込んで補修した箇所が多く、気温も高いからか足で踏んでもグニュっとする状態で、その上を走ると当然おしりの下に妙な感覚が・・・。
次は急制動の練習。
指定スピードは50km/h。制動距離は特に測ってはいないけれど、一応センサーで進入速度を測って都度教えてくれた。
ちなみにレンタルしたVFR750Kのスピードメーターはあまり正確で無いのかメーターが50でも実測45位だった。二度目からはなるべくメーター読み以上にスピードを出すようにして練習はしてみたけれど今度はタイヤが不安だった。
そこで突然指導員さんから車両交換の呼びかけ。教習用のランプのついたCB400SF。こっちは丁度良い具合に皮むきの済んだ状態の新品タイヤ。パワーは劣るけれど安心感が違う。
早速CB400SFに乗って急制動の練習に復帰。
クツ、加速が弱い・・・んでもってブレーキギューーーー。とまんねー。フロントを強めに握り込んでも制動距離が伸びる。ブレーキ弱っ。
普通ここまで力を入れればフロントがロックしそうだけれど・・・。教習中だったらこの車両で急制動の試験は受けたくないな・・・。
次はコース練習。
苦手な直パイから始まってパイロンスラローム+クランク+S字コース。
何人かの人が最後のS字でズルっときますねと言っていたけれど、イヤイヤあちこちでしょ(^^;)と俺は思った。
この後用意して貰ったお弁当をいただいてマッタリ休憩。
午後はパイロンで細かく設定されたコースでの練習。
とりあえず慣熟で走ってみるとかなりシビアなコースで、気を抜くと曲がりきれなくなりそうになる。。。
ルートの狭さから言うとHMSのバランスファーストでたまにあるUターン連続コース。あれのバイクが通るスペースに限定してパイロンを狭く並べた感じ。
ただ、バランスファーストの場合パイスラの最期はかなりキツキツに締めてあるけれど、そこまでのものは無かったかも知れない。とはいってもナントのこのコースも結構厳しく、最初のうちはクラッチ使いまくり。
途中慣れてくるとクラッチを使わずに走れるようにはなったけれど、所々狭い箇所でギクシャクしてしまう。これはもっと練習が必要だな。
そういえばこの時タイム測定があった。慣れない最初のうちは約43秒台。途中から慣れてきてなんとか39.1秒までは縮めることが出来たけれど、速い人は32~33秒台らしい。他にも37秒台の人もちらほら。
中にはアップハンZZR1100で33秒台を出していた人も。もうここまでくると次元が違うな。。。
最期の方は暑さや疲労を考えて休憩を入れつつ、各自の判断で特訓。
指導員さんも指導員というよりは自分たちも楽しんで走っているという感じで自由気ままなスクールで楽しい一日でした。
しかしそれにしてもみんなスゴイ人ばかりだった。
次に参加するときは自分のZZRかな。いや、それは絶対にないな。あんなコース自分の腕じゃ絶対に無理だ。。。