
Ninja250SL お手軽ハイスロ化
ここ最近サーキットを走る際、感じていたこととして、コーナーを抜けた後のアクセル全開、シフトチェンジ時にアクセル緩めてからの全開。
この行為で素早くアクセル全開にするときに、グリップを回す幅が大きくて、全開直前に手首が回らず、グリップを握り返すなどしてタイムロスが出てしまっていた。
当然それを素早くうまくやるのがテクニックなのかもしれないけれど、そこはやはり公道を走ることを基本して作られているんだろうし、まあ公道を走るのならそれでいいじゃないかというわけなんだが、一応サーキットも走るのなら、それ用に調整やカスタムはありなんじゃないかと。ないかと。ないかと。
で、ハイスロ化を行う上で専用のパーツキットなどあるのかも知れないけれど、ふと見つけた情報だとZX-6RやZX-10Rのスロットルに使われているスロットルコーン。というのかな、それを付けると2,000円もあればおつりがくるくらい簡単にハイスロ化ができるらしい。
で、早速購入してみた。KAWASAKI (カワサキ) 純正部品 グリップアッシ,スロットル 46019-0020
左が新たに購入したグリップ、右がNinja250SL。
これを早速取り付ける。
まずはバーエンドを六角レンチで外しておく。次にグリップの中にあるクリップのような金具を外す。
そしてキルスイッチのついているユニットをプラスドライバーで開く必要があるが、その前にブレーキレバーのユニットを少し緩めてずらさないとドライバーがあたってくれないので一手間が必要。
グリップの根元を開くことができたらスロットルコーンに巻きついているワイヤーを外すとスルッと取り外すことができる。
初めて作業するときはワイヤーのはまり方をちゃんと見ておかないと、急にばらけてどのようになっていたのか分からなくなるので要注意。というか経験談。
新しいグリップを取り付けて、各ユニットをネジ締めして完了。
と思ったら、一つ問題が。
バーエンドをネジ締めしたらアクセルが固くて引っかかるようになった。解決方法としては、スロットルコーンのどこかを削ればいいのかもしれないけれど、たまたま持っていたワッシャーをスペーサーとして二枚挟んだらちょうど良くなった。
それと、さらに重要な問題が。。。
バーエンドをはめてボルトを締めていき、最後にグッとまし締めをすると、バーエンドごとグニャッと回ってしまうと危険。
これはグリップとステアリングバーにはまっている金具[部品番号 : 92173-1386]が、増し締めの際バーエンドにつられて動いてしまい、グニャッと変形して壊れてしまうようだ。経験談。
もしかしたら外すときも同じ危険があるのかもしれないが、バーエンドのボルトの締め外しの際は、バーエンドが動かないように手で固定して行うとよいかも。
とまぁそんな感じで取り付け完了。回してみた感じとしては、フルスロットル時に気になっていた最後の一回しが解消されとても楽にアクセルを開けられるようになってくれた!