
ゴールドウイン スタンダードシートバッグ28
レビュー (装着車両 ZX-14R)
以前ZZR1400(09)に乗っていたときは、シートバックはゴールドウイン ツーリングリアバッグ30(容量約25-30L)を使ってましたが、去年ZX-14Rに乗り換えたのをきっかけに同一メーカーのゴールドウイン シートバッグ28に変えてみたので、今更ではあるけどちょっとレポート。(買ったのは去年の夏頃なので12年モデルだと思う)
シートバッグを変えた主な理由としてはZZR1400の時にあったナンバー裏のフックがZX-14Rには付いてなかったことと、都度プロテクションシールを貼らないとリアカウルにキズが付くためにシートに取り付けが出来るタイプのシートバッグ28を選んでみた。
今はもうラインアップから外されているリアバッグ30と比べると、最小容量差は5リットルという面は使用感としてあまり気にならないというか小さい方が邪魔にならない分シートバッグ28のほうが良く感じる。しかし最大容量時の2リットル差は結構有るように感じた。
リアバッグ30は左右に伸びるがシートバッグ28は縦に伸びる仕様。しかも上下セパレートになっていることから、適当にとにかく詰め込みたいといった感じの使い方をすると重心が高くなったりしてグラグラすることがある。なるべく重い物は下に入れてちゃんと整理しながら入れる必要があるかと思う。
とは言ってもセパレートの良さもあるので使い方次第かも。
ちなみにシートバッグ28はこんな感じ。
装着例
上段はこんな感じ。
奥にプレートがたたまれて付いているのは、バッグを縦に伸ばしたときの支え的なモノかと。存在価値があるかと言えば、ん~微妙。
容量としては全体の2/3位だろうか。下段よりは広くツーリング先のお土産なんかを入れるには丁度良いサイズ。
下段はこんな感じ。
奥底にはネットのポケット。個人的に下段は開ける頻度の少ない荷物を入れたりするのであまり必要無い。というか荷物全部出さなきゃ取り出せないような所にポケットなんかつけても意味ないと思うんだけど。
それよりフタとなる上段底の裏にあった方が使えるのでは?
そして手前にあるひもはなんだろうか?二人折りにしてマジックテープで付くようにはなっているんだけど用途は不明。
ちなみに容量的にはレインウェア上下とあと少しなにかを入れて丁度くらい。個人的な使い方としてはパンク修理キットや補修用のビニールテープとかを適当に入れてたりします。
一応目玉の容量アップ状態。
縦に伸ばすと上段の容量がどかんと増えて、フルフェイスのヘルメットがギリギリであるけど丁度収まる程度に大きくなります。
一泊や二泊を想定して着替えを詰め込んでお土産も少し入れたいとなるとこのくらいの容量は必要になってくると思います。
その他機能としては上段のフタの部分に付属の防水カバー収納。
あと、バッグの底部分にはリュックとして使えるようショルダーベルトが収納されています。正直こんなの使う人いるのか?とも思うけど、別に収納式にしなくても肩掛け出来るベルトが1本付属していれば良いような気がする。使わない人からすれば正直かさばる分だけ邪魔かな。
そういえば今年のモデルと比較すると、バッグに付いている取っ手部分のスポンジ部分が無くなって紐だけになっていた。正直使い勝手としてはどっちも変わらないと思うがコストダウンかな?
それとチャック部分にはカギが付けられるよう鍵穴が付いたようです。以前からシートバッグには鍵穴が必要と思ってたので、盗難防止にカギが付けられるのはうれしい仕様変更です。とはいってもバッグごと盗られれば意味はないですが。。。
しかしそれを考慮してかは分からないけど、バッグ上段の脇にフックがかけられる様な輪っかが追加されているので、盗難が心配ならワイヤーロックをつけるのも有りかも知れない。