大型二輪技能教習7・8時間目

今日は日曜。技能教習も夕方に2時間予約を取ることができていたのでここで課程を一気に進めるつもりでいた。

しかし、なぜだ?

こんなはずではなかった。

今日のために何度も何度も確認をしたはずなのに。

どうして雨が降っている~??

ちょうど先日台風が来てて、それが過ぎた後は晴れているはずだった。天気予報も何度もチェックして雨ではないことを確信していたからこそ予約を入れたのに。。。

ちなみに今通っている教習所では、雨の具合によっては二輪の教習を中止とする場合がある。

一応教習所が中止としているかどうかを電話で確認したところ、二輪の技能教習はやっていると言うことだったので、せっかく入れた予約でもあるしカッパを着てやるだけだからと行くことにした。

だけど、こんな時に限って急制動をカリキュラムに組み込まれないことを祈りつつ。

というわけでまずは7時間目。課題は安全確認。

見通しの悪い交差点での安全確認と、今回初めての踏切通過。

一応どちらも難しいわけではなく、落ち着いてしっかりと確認作業を行えば問題ない感じです。

ただ、走る前のオリエンテーションで「踏切を渡る前にしなければいけないことが3つあります。それは何でしょう」と質問され、1.左右確認2.音を聞く3.・・・なんだっけ???踏切を渡るときであれば1速でスタートし、横断中はエンスト防止のためシフトチェンジはしないということもある。それは後で教官も同じ事を言っていた。しかし問題は渡る前の状態。3つめ。なんだっけ???

どぉしても思いつかなかったため教官に確認すると。「それは”止まる”です」って。おぉぉぉ、あまりに基本過ぎてというか、止まっているを前提として考えていたのでこれは出てこなかった。残念。

あとは教習所内で見通しの悪い交差点の場所を聞かれましたが、これは今までの教習で聞いていたので問題なく正解。そしてそこでの安全確認方法についてもすでに教習済み。あとはそれを改めて実践するのみ。

それにしても雨。多少小ぶりではあったけど雨が気になって若干走りで緊張してしまい、教官の走るコースがなかなか頭に入ってこなかった。後で自分が前を走る段階になってかろうじてコースを覚える事は出来たけど、安全確認があまり良くなかった。自分ではちゃんと確認をしているつもりでも、実際にはあまり見れてなかった走りになっていたみたい。

後で教官から「障害物をよける時に前からバイク来ましたよね?そのときは手前で止まってください」と言われた際、バイクいたっけ?と自分では気がついていなかったから。。。夕暮れも過ぎて暗くなっていたこともあるけどそれは言い訳にしかならない。次からは気をつけなければ。

とりあえず7時間目はこんな感じで終了。

ちなみに今回の注意点としては、踏切を渡る前は3つのことを守る。そして見通しの悪い交差点では停止線で止まった後、少し前屈みになる感じで左右確認。そして交差している道にはみ出ない程度ぎりぎり前に出て再度停止し、再度左右確認。その際に左に曲がる際はあらかじめ左角に前輪を寄せておくことも忘れないようにと指導されました。

さて、次は8時間目。外がだんだんと暗くなってきた。

そして雨。次時間が始まるまでの間に雨がさらに強くなってきた。教習所の所員の方達が「二輪の教習は中止ですかねぇ?」などと話していましたが予定どおり続行となりました。で、二輪教習を受けるのは俺一人。。。

まず乗る前のオリエンテーション。
先ほどとは違う教官が担当でしたが、まず最初の一言。

8時間目は急制動なんだけど。。。

げげぇ!!!
そろそろありそうな気はしていたけど予感的中。

そうか。来たか急制動。

教官:「今日は雨だからキャンセルしてもキャンセル料かからないよ。どうする?」

いや、まあ、キャンセル料については雨の場合免除されるのは知っているけど。。。

俺:「だけど実際に路上で雨の日に急制動をおこなうこともあるかもしれないのでやります!」

まあ、先に教習車で試しておいた方が後々怖い思いをすることも無いだろう。

てなわけでまずは模擬追突から。

模擬追突とは前を走る教官の”斜め後ろ”(10m以内)を走って、教官が急制動をかけたときに自分も同様に急制動をかけ、教官のリヤタイヤより後ろで止まるという練習。このとき教官のバイクの横に少しでも重なるようにして止まるとそれは衝突したと言うことなるわけです。

ちなみに自分の場合、事前に教官からコースを一周してこのあたりでやるからと言われて後をついて行っていたんですが、予定の場所に来ても急制動をかけなかった。と思っていたらコースの反対側でいきなり急制動。フェイントかけられてしまいました。

最初、あれ?なんで急に止まるんだろう?って感じで自分も止まったので、初動作が遅れ教官のバイクのリヤタイヤに若干重なる形となってしまいました。だけど晴れていれば十分に止まれた自信はある!といっても路上に出ることを考えれば言い訳にしかなりませんが。。。

次は検定の課題でもある決められた停止位置で止まる急制動。これは少々苦戦しました。

課題内容としては3速で45km/h程度(40km/h以上であること)で走行。ブレーキ開始位置のちょっと手前にある印でアクセルオフ。三角コーンのおいてある指定の位置からブレーキング開始。10m以内で停止する。

ですが今日は雨の為、制動距離は14m以内。走行速度も43km/h程度でと言われました。

で、実際に始める際。雨が強くなってきた。加速途中にも大きな水たまりが。しかも日も落ちて暗くてアクセルオフの目印がよく見えない。。。

教官からは難しいようだったら今日はキャンセルしちゃってください。と言われましたが、何度か試して半分くらいは成功することが出来ました。たまにリヤをLockさせてしまいツルツルっと滑ってエンストしたりしましたがまあ何とか課題はクリア。

それと一応そのあと400ccバイクでも試して違いを感じてください。ということで400ccでも一度急制動を試してきました。

それにしてもKSR110以外のバイクなんてZZR400以来16年以上ほとんど乗ったことが無かったので(12年くらい前に弟のRF400に数回乗ったくらい)、今回の教習でCB750に乗った際、排気量が違うだけで大きさ的にはほとんど同じだったかなぁなんて思っていたんですが。。。

CB400(だったかな?)に乗って走らせてみると。

軽っ!

400ccってこんな軽かったっけ?

しかもパワー弱っ!

普段から400ccクラスに乗っていれば、初めて大型に乗ったときに違いが分かったんでしょうが、かなりブランクのある自分としては初めて中型に乗ったときの記憶に比べ、今回大型に乗ったときの印象の方が比較的楽に感じていたというか、中型の時もこんな感じで乗っていたなぁと似ている感じがあったのでちょっと以外でした。

とりあえずそんなことを思いつつ400ccでも急制動にチャレンジ。

あれま、簡単にできてしまった。雨の日なので14mですが、比較的うまく止まれることが出来ました。

むむむ、やはり大型はいろいろと難しいと言うことを勉強しました。

この後再度大型での急制動を練習し、次に回避の練習。

教習開始時に教官から「中型限定をとったのはいつ?」と聞かれ18年前と答えると「その頃はまだ回避って無かったでしょう」と言われたんですが、俺が昔実家の方で中型限定の教習を受けたときはすでにやってたんだけどなぁ。。。

どうも回避がカリキュラムに取り入れられたのは10年位前かららしいのですが、それ以前に試験的に取り入れているところもあったみたいで、どうも俺はその教習所に当たっていたみたい。ってか今にして思えばあのときの教習所&教官って今通っている所よりも厳しかった気がする。。。

それにしても回避については雨の中でやるのは若干怖かったです。急制動はもちろん回避の際に一気にバイクを倒しこんでよけるのでフロントをスリップさせる危険もあります。

ですが実はそれ以上にこの教習所のコースが怖かった。

080921_kaihi_03.gif

この教習所、回避をおこなう場所の距離が短いため、通常のコースから右の対向車線を斜めに横切って、そのあと道を一本真横から横切って、パイロンの間を通り過ぎて回避。そしてその回避後の停止位置の先は縁石。

これは晴れているときでも結構緊張するコースだと思います。それを雨の中かつ暗くなっているのに、短い距離の間で斜めにコースインして加速、狭いパイロンの間を抜けるだけが精一杯でスピードメーターを見る余裕はほとんどありませんでした。仕方なく速度は体感で上げていき、ギリギリのところで回避。

ヘタすればスリップ、または縁石越えをしてしまいそうな感じではありましたが、とりあえず何とか無事終了。

良かった良かった。

ってか、やっぱ急制動関連は晴れの日にやった方が安全です(って当たり前か)。

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